詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
僕たちはみんなまあるい海のなかすくすく育った生命体です
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灰色猫
人間は胸に孤独を宿さねば進化できない生き物なのです
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千映
ブーツなど洒落た靴などない時代雪も雨も年中ゴム長
16
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曖緒子
雪融けず 重なる轍踏みしめる 今朝も昨日と同じ歩幅で
8
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葱りんと
白一面 花見当たらず 寂しいと 思うな稚児らの ジャンバー咲いてる
21
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石川順一
ムスカリは春に咲きます玄関の前に夕暮てんでばらばら
18
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只野ハル
転院の退院入院連続に少し疲れて病室を出る
17
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まあさ
次はいつ帰ってくるのと聞けぬまま ありがとうねと息子見送る
28
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へし切
冬ざれの野辺のこの身は枯れ尾花 憂き世の風に吹かれ朽ちなむ
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inosann
妻願う「さん」付けて呼ぶこだわりを守り続けて三二年
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桐生賄
明日にでも 皮が剥けそな 子の足は 頑張っている 証だよねと
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コーヤ
紅染めて俯き笑う寒椿乙女がはにかむ姿にも似て
24
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はやみ
我消えば香と笑みだに手向けなむ然らば君を思ひ止まれむ
8
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コーヤ
気取らずに色艶みせる紅椿笑みから伝わるあなたの魅力
24
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なかしぃ卿
震災を無事生き残り乗り越えて今生きていること噛み締めて
14
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なかしぃ卿
人生のスパイスはみな辛すぎて骨身に染みて辛くなりぬる
6
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沙久
暗澹とした道?崖が続く道? 私は「私の道」を行こう、と
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沙久
友の言う 本が収まる ジュンク堂 短歌予算を 工面して買う
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藤久崇
大地震の あらざる代こそ 無きなれと 歌に知らしむる 末の松山
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石川順一
ぽたぽたと屋根の雪溶け水となる時折固まり落ちてテラスに
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