まあさのお気に入りの歌一覧
夢士
孫の顔撮りて並べて笑こぼる四代揃ひて一族の顔
23
もっと見る
コーヤ
目標のクリアの階段積み重ね花の開く日夢見て進む
15
もっと見る
コーヤ
ポツポツと落つる氷雨に白梅は笑みもかじかみ涙がほろり
17
もっと見る
只野ハル
骨と皮曲げて閉じたる右脚を固まらぬよう開いて伸ばす
11
もっと見る
只野ハル
リハビリもできない程に弱りたる父の髭剃る午後の病室
20
もっと見る
只野ハル
時間が足りないとぼんやりそう思う時間はあるのだけれど
15
もっと見る
只野ハル
フローリングが冷たく防寒靴を履く冬の避難所を思う
11
もっと見る
只野ハル
おぼろげに浮かぶ書けない字のイメージを捉えて描く事もできない
12
もっと見る
なかしぃ卿
読みかけの本を片手に飲みかけの珈琲こぼしページ忘るる
7
もっと見る
なかしぃ卿
いつもとは違うルートの帰り道住み慣れた街の見慣れぬ風景
12
もっと見る
絮谷新
熟るる香を含む豫感の晝つ方玻璃の内なる植物群に
15
もっと見る
石川順一
フェルメールブルーの高さ贋作の事件など知るオランダ絵画
15
もっと見る
西村 由佳里
あたたかな日ざし青く広い空自由という名の春の入口
12
もっと見る
吉野 鮎
みどり濃き千年楠の葉擦れの音春陽を反す綺羅を纏ひて
9
もっと見る
吉野 鮎
亡き父母の更地となりし屋敷地に一樹殘れる千年の楠
18
もっと見る
吉野 鮎
藍藏の幾棟ありし同胞の沒落の跡に建つ介護施設
9
もっと見る
九條千鶴
もしかして猫のお腹には幸せがつまっているかもと撫でてみる
9
もっと見る
九條千鶴
軒先を歩いてわたる三毛猫の姿追いつつ微睡むお昼
9
もっと見る
松本直哉
一輪の花をおのおのたづさへて春日のなかの卒業の子ら
10
もっと見る
千映
手仕事を次々に探し宿題の如き母へのこれも介護か
14
もっと見る
[1]
<<
327
|
328
|
329
|
330
|
331
|
332
|
333
|
334
|
335
|
336
|
337
>>
[576]