ほたるのお気に入りの歌一覧
水島寒月
群青の徳利を満たす一合の酒をこよひは海と呼ぶべし
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水島寒月
ふたりとふ言葉うれしき暮れ方につやつやあをきぎんなんを食む
6
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ふきのとう
花嫁は村人の待ち受けるなか初々しく郷に入りゆく
11
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まるたまる
晩酌もしない夫のボジョレーの講釈うんうんと聞く夜道
14
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只野ハル
九千の拍手いただきありがとうワイングラスを画面に向けて
16
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銀ねず
詠み捨てし歌のかずかず我が夜を彩りはじむ。その断末魔!
5
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只野ハル
春に咲き夏には茂り秋に散り冬雪化粧また春に逢う
6
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詠み人知らず
置き去りにしてきた男とボジョレーを呑めぬ妊婦の爪先の赤
9
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まるたまる
真新しい白い毛布に包まれた君を初めて抱いたあの朝
8
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聴雨
途切れれば二度と戻らぬ心地して一行だけの返信をする
14
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螢子
終業は五時十五分戸に出でばひんがしに月小さく上がりぬ
4
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葉月きらら☆
何もかも忘れるだろうあの人は手の温もりも同じ景色も
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きりあ
ねえきみにぼくが持ってるテディベアを貸してあげるよお休みなさい
11
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只野ハル
束の間の桜紅葉の浮かぶ池映る水面の君を彩る
6
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まるたまる
恋しても胸の隙間は埋まらない気づいてしまった気づいてしまった
13
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只野ハル
詠めぬとて呑めればよしと読むうちに返歌したくなる歌に逢う
6
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螢子
日本酒の魅力教えてくれた人思えばほろり悲しき酒よ
11
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螢子
フェンス越し揺るる白菊凛とあり来し方問うてみたき朝かな
8
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螢子
詠めぬとて心静かに人の歌ながむるもまた楽しからずや
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まるたまる
遅くまで戻らない子を待ち侘びて表に出れば風の冷たさ
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