詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
ひと雨でこれほど深くなるミドリ 伸びゆく日々を謳歌する木々
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滝川昌之
公園もテーマパークも過去となり残った妻とそれぞれの趣味
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滝川昌之
兜出す 古い箱には祖父の字か 父の名前と 私の名前
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滝川昌之
お水から シロミとカラに包まれて 君温める言葉贈るよ
20
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滝川昌之
不意にきた雷雨に水を得た鯉は龍を目指して空翔けあがる
22
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野々花
風はまだ生まれたばかりの匂いして私の肩にふわりととまる
27
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野々花
透明な時間の流れに寄り添えば静かに揺れる木々が眩しい
27
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野々花
切りすぎた前髪笑う事もなく平々凡々過ぎゆく一日
17
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野々花
月曜の雨はなんだか切なくて誰かに心添わせたくなる
21
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野々花
あの声がオオルリですと教えられ桜の枝に耳傾ける
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秋日好
顎の裏に口つけてみれば艶映える首の付け根に指で触れつつ
17
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秋日好
続々と集まる歌は花束にしてあの方に贈りたいので
22
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秋日好
コトコトと鍋に揺られて数分間きみの心の在り処も定まり
24
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秋日好
奥様に恋路塞がれ泣く女の声もうつろに愛は悲しい
26
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秋日好
海の方明日は遠出をするという結婚記念日控えたおねだり
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リクシアナ
電飾の舗道に滲む盛り場をほろ酔い歩く春雨の夜
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リクシアナ
眠る街そっと車窓に見送って鈍行列車は四拍子で行く
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桐生賄
久々に ゆるり休んだ 日曜日 雨音昼寝の BGMに
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桐生賄
長男君 面接が為 東京へ 本人よりも 親がドキドキ
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桐生賄
毎晩の 日課になってる マッサージ 吾は首こり 娘は筋肉痛で
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