詠伝のお気に入りの歌一覧
鴎
日々死にて生まれ変わりも出来ないで迎える朝のいとつらき哉
7
もっと見る
松本直哉
花の雪ちりしく道を自転車のすぎてのこれるわだちひとすぢ
12
もっと見る
風船人
名物の饅頭三つ買い求め二つ供えて一つを食す
8
もっと見る
只野ハル
ラスボスが無理して詠んじゃいけないと歌っているように聞こえてる
9
もっと見る
只野ハル
追い焚きボタンを左足の親指で押しても脚がつる事はない
9
もっと見る
桜枝巧
「最後に」と渡した春の硝子水 君の咽喉刺せ、白き咽喉刺せ
5
もっと見る
南美帆
総務課の窓から見えるハナミズキ眩しく白く新入社員
8
もっと見る
南美帆
投げつける言葉おたがい棘だらけふんわり投げれば優しく返る
8
もっと見る
松本直哉
八重桜下照る道に立つ吾子のいつのまに背のひとまはり伸ぶ
8
もっと見る
只野ハル
母の手を叔父に握らせ声かけるこちらを見れど姉とも呼べず
14
もっと見る
へし切
花ひらく愛しき牡丹のはなやぎも 儚きゆへに なほ うるはしき
26
もっと見る
みなま
磨り減って潰れてしまった螺子山に四苦八苦するような会話だ
4
もっと見る
みなま
花びらを一枚いちまい拾う子を急かさぬ母の背中やさしき
18
もっと見る
さゆ
好きなものなんだろうかと考えて静かに寝床に入る ありがとう
10
もっと見る
海恵ふきる
コンクリを歩く歩く歩く歩くアンダンテってこんなんだっけ
4
もっと見る
秋日好
思い出の曲が弾けないこの指はオルゴールのばね廻し続ける
20
もっと見る
松本直哉
くれなゐの鳥居越ゆればみどりもゆ若宮大路に夏きたるらし
7
もっと見る
みなま
休診を掲げ赴く夫もなく楽天ポイント募金にまわす
6
もっと見る
みなま
このくにの破線の上にともる火をせめて今夜は消してください
10
もっと見る
みなま
煙突の先 一拍の空をおき水蒸気の白あらわれて散る
7
もっと見る
[1]
<<
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
>>
[293]