詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
手のひらに独楽となぞって気付かさる廻り澄みつつ誰かに守られ
17
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日向猫
くたびれて傾き座るぬいぐるみ何を見ているガラスの瞳で
27
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みやこうまし
縁に触れ鬼にも仏にもなる命 紅白違え山茶花の咲く
18
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へし切
心臓の鼓動の音が聞こゆがに命の時を数へて生きる
11
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日向猫
七草の粥に溶け込むモザイクに赤や黄色もあった遠い日
25
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デラモルテ
何処にぞ春は宿れる綿雪の格子に吹雪く冬の日溜まり
7
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日向猫
浮遊する粒子せめぎ合う空気中見えぬ世界に同化していく
16
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inosann
氷柱となり藁葺き屋根に留まりて雫の光りは何を映さん
15
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みやこうまし
除夜の鐘聞きて偲べりこの我を支えて呉れし過去の人々
18
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へし切
若竹は空を見上げて真直ぐに惑ふことなくひたすら伸びる
16
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inosann
選ぶだろう一番星はそのままに知って深まる縁の有ること
18
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へし切
男郎花揃ふて咲いて女郎花 色、異なれど共に野に在る
11
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日向猫
まだわずか四日といえど確実に日々は重なり日々は過ぎ行く
20
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桜園
久方に卓球すれば褒められて球のごとくに弾む心よ
22
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inosann
親の心こどもは憶えていないだけ負んぶされた事わすれるように
8
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へし切
穏やかに初春迎へ妹に言ふおまけの人生ゆっくり歩む
18
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日向猫
故郷と呼べる場所など無いけれどただ吾のもとへ帰る子ありて
23
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inosann
根っからの「負けず嫌い」を改めて「負けるが勝ち」が今年の抱負
19
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へし切
初詣ちょっと遠出の散歩道家族の幸を祈りて参る
19
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日向猫
晴れ着屋臺人賑はへどご神域さやさや渡る靜寂の風
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