文麿のお気に入りの歌一覧
恵
打ち水にしぶき返すや石畳あぁ夏がすぐそこまで来てる
24
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詠み人知らず
ほんとうは静かになれる図書館に 進出したる蔦や藤棚
8
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偽嫁
もれ落ちる薄紅色の花の枝 木下道を照らすぼんぼり
13
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偽嫁
桜花木下道を埋め尽くしお稲荷さんの参道代わり
7
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たんぽぽすずめ。
どれどれと額に触れた君の手へ一度上がった心の温度
20
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みなま
失った跡にあるのは暗黒の穴ではなくて 透明なみず
35
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みなま
無理させてしまった、ごめん親友は肩を落とせり 医師であれども
9
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みなま
私まだ、ほんとのところが呑めてない 紅茶オーレも半箱あるし
9
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inosann
当てにしてくれてるかもと電話して「待っていたよ」と客の声きく
13
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詠み人知らず
鈍色の便りが届きいつの日か出会う哀しみ想うて涙
10
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紫草
陽が射せば必ずうまれる陰のあり招かれるごときみは入りゆく
18
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桜園
買い物に歩けるまでに回復す姑心配す我の歯痛を
13
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詠み人知らず
違和感を払ってみれば大百足 ちょっと心臓止まったみたい
17
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ビビ
それだけをただ知りたくて この広い宇宙で拾う 三十一文字を
5
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あまおう
斎場は母を偲ぶや不如帰草葉の陰の父は梟
30
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inosann
駿河の海吾の心をうつしてか空との境を霞がおおう
17
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もなca
降りやまぬ雨に紫蘭のひと群れの祈るがごとくうつむいたまま
23
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詠み人知らず
泡は白く咥え煙草のその人は 姿勢正しくソファーに座る
17
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桜園
初夏の陽に黄金に輝ふ麦畑に風そよぎたつ穂波のごとく
25
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桜園
種おくりしニゲラの花の咲いている日本中の友のお庭で
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