KENのお気に入りの歌一覧
へし切
こんなにも君への道は遠いけど夜ごとこころは夢路を通ふ
16
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夢士
やあ」「よう」と言ひつ互ひに胸元の名前に目やる同期の集ひ
14
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神戸風見鶏
友が逝く病に倒る空のうへ故國への思ひ如何ばかりかと
16
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神戸風見鶏
木犀の青き花芽の集ひをり 迷ひの果てに心開けず
20
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詠み人知らず
密室の力学いじめの一丁目加害者四人教師失格
15
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詠み人知らず
ややこしやアップデートに馴染むまで四苦八苦ついてく老いの坂
15
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滝川昌之
気を使い「行ってきます」と去る息子きみ待つ街に帰るとしても
22
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灰色猫
しっかりと苗木を植える海中へ沈む国家の叫び想いつ
16
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可不可
ハイドンの告別さながら一日また一日ほそりゆく蟲の音
7
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詠み人知らず
秋袷(あはせ)母の針目のこまやかに噐用なまでに心つくして
16
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横井 信
街の樹に彩り添えて霜降の湿気った風にレールの響き
12
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恣翁
午鶏を聞きたる農家の竹薮に 数多垂れたる烏瓜かな
13
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恣翁
鬱蒼たる鎮守の杜ぞ 月を背に 別珍のごと艶含みける
13
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詠み人知らず
咲き滿ちて夕ふべ紫苑の淡き影日々いつくしむ君を忘れず
19
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滝川昌之
画材屋の絵の具売り場に品薄の朱色が秋を描くのですね
19
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うすべに
雨上がり すすきの原の夕まぐれ 涙にぬれてりんどうの咲く
9
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へし切
記念樹の花の香にほふ秋日和いつしか君も不惑をむかへ
15
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里香
新しく 出会い直せるものならば 顔をあらって泣いて叫ぼう
11
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翠燕
夕暮れの 風受く縁側 畑見ゆ 座して草取り 祖母の亡影
13
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夢士
台風の爪痕激し我国土 パレード延期に敬意を表す
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