風花のお気に入りの歌一覧
秋日好
峠越え隣の村に入ったら朝の底が白くなってた
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秋日好
泣くならば後朝の朝 紅椿踏みしめて去る君の背中に
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詠み人知らず
わたくしの匂いが好きというあなた ほとんどそれはレノアと汗よ
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秋日好
通り過ぎ三歩目はたと振り返る見慣れた物が消えた窓辺に
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都詩
朝市に観光客のなす列の後ろにつきて焼きアワビ買う
17
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都詩
悩みをる事小さきに気付きたり海原走る白き帆船
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都詩
新聞の歌壇を切り抜き束ね置き我の帰りを待ちくるる父
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都詩
同窓会の席にアルバム廻り来て皆それぞれに眼鏡取り出す
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都詩
「寒いね」と言い合う我らを追い越してタンクトップの若者が行く
20
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都詩
「ラブ」で終わるメールが孫から来る事を母は話せり会う人ごとに
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都詩
片時雨フロントガラスの雨粒を透かし山辺に虹の立つ見ゆ
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都詩
「うたのわ」の投稿短歌にそれぞれの心の動き見えて親しき
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都詩
テキパキと洗濯物を干し上げて父の見上げる夏の大空
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都詩
父が干す洗濯物は良く乾く干し方干す場所工夫のありて
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都詩
夜の海にいく度も稲妻突き刺して漁船を照らすストロボのごと
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都詩
荒涼と大地を覆う溶岩の隙間に芽吹きし一本の草
22
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都詩
エメラルドグリーンの海を前にして動かぬ釣り人景色に溶けゆく
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都詩
父親と向かいて黙し蕎麦すする母の手術も無事に終わりて
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都詩
群青の海に染まずに点々と波とらえゆくサーファーの群れ
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都詩
濃き薄きみどり重ねて山深し我の絵心を揺さぶるように
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