KENのお気に入りの歌一覧
へし切
寂しさに付きつ離れつ寄り添ひて 生きるもそれも また老いの人生
15
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へし切
教育も入試もすべて民営化 何をか言わんや 人の学び舎
12
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夢士
汗流し見あぐ秋空暮れゆきて上弦の月光り増しゆく
11
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夢士
真夜中に気配を感じがばと起き見る月影に揺れる干し物
9
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神戸風見鶏
天高く皇帝ダリアは悠然とをり かしづくもののひとりなきにも
19
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神戸風見鶏
鷄頭の紅色褪せし秋の末 六甲颪早や吹き出づる
23
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横井 信
足元を冷たい風が吹き抜けて家路を急ぐ君の自転車
11
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横井 信
枯れススキ見下ろし走る列車へと乗り継ぐ人の吐く白い息
11
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滝川昌之
駅伝が繋ぎゆくのは友の汗つぎ足す汗の重き襷(たすき)よ
15
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滝川昌之
封切りの梅酒一口 酔芙蓉 秋の茜は妻をも染めて
21
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灰色猫
恋しくて届けたかった沢山の声のすべてがSOSだ
13
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灰色猫
ジャイアンをぶん殴ったら経験値あがるみたいな社会がいいな
12
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横井 信
結露した窓からのぞく朝焼けのあわいひかりに見送る背中
18
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横井 信
飛行機の空に糸引く夕焼けのひかりも消えて冷えてゆく風
12
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神戸風見鶏
免許證返納すれど繰りかへし若きに惜しきと警官の云ふ
12
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神戸風見鶏
秋天に楓の樹仰ぐや萬華鏡 葉擦れ清かに虹の暖色
15
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灰色猫
すらんぷに絆創膏を貼るからねすらんぷまるごとひっぺがすから
14
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灰色猫
傷みゆく星に貼りゆく優しさをそれぞれが持つバンドエイドを
13
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滝川昌之
晩秋の鳥もつつかぬ残り柿せめて暮れゆく里に灯れよ
19
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滝川昌之
絆創膏 大地に貼れば断層を空には豪雨なくなれと貼る
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