吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
長雨が止んで戻った太陽にどのベランダも黄色いハンカチ
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千映
ihに反応しない土鍋出し一口コンロで二人の粥炊く
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はまたいと
母と見るテレビの音量上がるたび 取りには戻れぬ 何か を思う
7
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夕夏
あさもやにこもれびたちがつらぬいてひとときかすむくうかんのたば
5
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へし切
明日には何か良いことあるような予感が僕らを元気にさせた
23
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千映
お茶碗を伏せたみたいな乳房には戻れぬけれど想い出多い
13
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日置鳩子
七十歳に「八十四円のお返し」と渡される冷えたリウマチの手で
9
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日置鳩子
薄氷に滑りながら本鴨の米をつつきこぼし喰い、またこぼす
10
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横井 信
寒さます 秋風が吹く 雨あがり 上着を羽織り 元気が巡る
13
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内藤芽亞
ひつじ雲宵の空から飛び出して眠れぬ人の頭で点呼
6
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大野 冨士子
君の胸をそっと掬った手のひらに 火傷のような 嫉妬が宿る
59
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ラベンダー
セーターに 防寒任せ ドア開ける 冷たい空気 想像以上
15
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へし切
吾が背の語る漢の生き様を子が追うという これぞ本懐
22
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藍子
一粒の涙を誘う秋の月在りし日の恋想いに浸る
20
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コタロー
拜啓離れてしまつた人逹よ今も元氣でやつてゐますか
11
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コタロー
秋の日の大失敗を犯した夜獨り寂しく蟲の音を聽く
9
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コタロー
秋の夜一人の部屋は寂しくてボリューム上げてロック聽きけり
13
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千野鶴子
さあ何と食べてやろかと棚漁る土鍋の中で新米が待つ
8
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横井 信
目をつぶり 今日の出来事 振り返る 全てを闇に 包んでおくれ
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ラベンダー
うたを詠む 下手くそだけど 詠んでみる 意味がなくても 意味があっても
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