風花のお気に入りの歌一覧
あんこ
逢える日にハートマークをつけてみる小娘みたいな私がいます
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桜園
節分祭賑わうお寺の壇上から豆がまかれる楽しみのとき
16
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文月
軽やかに飛び立つ水鳥重き荷を捨てきれぬわれじつと見つめる
6
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すばる
愛のあるクッキー一つくれたなら鬼退治でもついて行きます
14
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詠み人知らず
弱虫に弱虫といっていいじゃない 十中八九弱虫だから
9
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悠々
妻笑みて 椀にくちあく、はまぐりを さしだす膳に春たちにけり
18
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月虹
抱きしめてしまいたくなる冬空の伊吹下ろしを言い訳にして
73
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月虹
季節分く豆を放れば冬鳥の旅の支度が遠くはじまる
27
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香月春
呼び止めるために掴んだ袖口がのびてほつれてほら赤い糸
9
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舞雪
雨上がり空にかかった虹の橋祖父と私をつなぐ架け橋
6
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詠み人知らず
では質問。その大切な同胞を 誰か助けに行ったのですか?
7
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亜梨
書きさしの小説の頁覗いてはどこへも進めぬ「彼ら」に詫びる
7
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夢士
利を説きていずれの道を選らばむと若き心を諌め諭さむ
19
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村上 喬
彼の人の残せしフォトの幼子は笑みを浮かべて寂しげである
21
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紹益
この度の 不幸な事件 奇貨として どちらへ進む 戦後日本
21
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詠み人知らず
好きなひと好きだった人いやな人 よく考える みんないいひと
12
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からしニコフ
前髪をぱつんと切って同僚の詮索の眼を真っ直ぐに見る
6
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詠み人知らず
おやすみの微妙にはだけた胸元に 手を伸ばしたら罪になるかな
11
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晶羽
ゆっくりとペンを動かす年齢欄 今日でお別れ最初の「2」の字
9
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只野ハル
朝刊の一面に載る白抜きの大見出しと写真を見ていた日
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