灰色猫のお気に入りの歌一覧
恣翁
水底に 間近に見けり 去年の秋積もりし落ち葉 這へる蠑螈を
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河のほとり
松かげに潮さゐの声ききなれて風も涼しく浦つたふかな
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夢士
文月の日差しを受けて境川ペダルこぐ汗うぐいすの声
16
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夢士
水浴びの子供らのさき水鳥の羽ばたき居りぬ境川かな
14
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只野ハル
夏風邪のマスク外しつ飲むビール真夏日暮れて湯上りなれば
15
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只野ハル
首筋に汗光らせて踊る君目で追うだけの壁の花
12
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優器ルミネ
ただそれを幸せと呼ぶ君ならばいっぱい食べて笑って見せて
6
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しょうとく
真夏日が夜になれば熱帯夜ギアチェンジして夏に追いつく
7
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さはらや
潰さずにいようと思った一匹の虫を潰してしまった悲しみ
6
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リクシアナ
背伸びせず身を寄せて這うカタバミの陽射しに笑うハートの三つ葉
18
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月虹
燃え上がるラテンのリズムを刻み込む夏が身体を駆け抜けてゆく
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コーヤ
紫の絨毯広ぐラベンダー漂う香り暑さ吹き消す
17
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コーヤ
燃えるよなカサブランカのレッド色放つ温もり分かち合う午後
16
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桐生賄
前髪を梳き過ぎ、あれま、どうしましょ 息子の写メール 笑うに笑えず
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あふひ*・○・*
大原の畑に広がる紫蘇達が囁きあってる梅雨が明けるよ
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鰹鯨
青空に軌跡を描く飛行機を入道雲がのみ込む夏日
8
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詠み人知らず
ぼんやりとバケツをのぞく犬のいて猛暑に温む水恨めしげ
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詠み人知らず
食欲が出てきたと言い一口の ご飯をずっと 噛みつづけてる
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萱斎院
雨ごもり訪ふひともなくわぶる宿 池に落ちたるわが涙かな
6
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千映
先輩が「げんきですか」とメールくれ脳梗塞の病室からとは
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