風花のお気に入りの歌一覧
成瀬山水
あの日見た藤のかおりの風そよぐ遠くのきみへ便りをたくす
7
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悠々
丸焼きの、特攻婆様も、ハルナさんも 巻き添え食うて、死期はやめたり
7
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詠み人知らず
正しいと信じることが否定され 罪を犯せば喝采の国
8
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詠み人知らず
夜なのにグラサン掛けたダサい人 段差で転けてダサダサい人
8
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悠々
妻笑みて さしだす椀に はまぐりの 鳴くぞうれしき、春たちのぼる
17
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由縁
たまさかに豆まきすれば亡父は病み 以来ご法度実家のきまり
4
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ながさき
忘れない 貴方の想い 永遠に 世界の同志と 手を携えて
15
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夢士
濡れ縁にそっと近づく子猫をり朝餉の魚の身を投げやらむ
13
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へし切
うたのわで拍手受くるは嬉しいと素直な思ひで歌を詠みたき
55
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へし切
恋人に逢いたい時は理由などある筈もなく無性に逢いたい
56
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へし切
独り寝の 侘しさつのる 秋の夜は妻の枕を 傍らに置き
62
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へし切
福は内 鬼は外やと 豆撒けど 孤老は淋し 鬼も恋しや
18
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水海はるこ
「友だちでいいや」とひそかな格下げをさとられぬよう笑ってみせる
6
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ながさき
如月の 陽射しは日毎 輝きて 草木はうたう 歓喜のうた
16
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詠み人知らず
かの人の「優しさ」「希望」という言葉 もうそれだけで何も言えない
11
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紹益
会いたくも ない人たちと 出会うのに なぜに逢えない 逢いたい君に
19
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只野ハル
節分に恵方巻きなく豆のなくいつもと同じ夕食を摂る
12
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詠み人知らず
悪夢去り繰り返しまたやってくる 逃れられない自己破壊の輪
10
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詠み人知らず
目の上のたんこぶ消えて指を折り 順位かぞえるリーマンの性
9
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芳立
忌まはしな紛ひの国は名も立たでただ椅子椅子にすわりしづまれ
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