詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
死ぬるまで薬にたよる辛き日々生きる意味さへ分からなくなる
31
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只野ハル
庭の梅蜂来ぬ故に筆を持ち受粉させても心許なく
23
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夢士
朝焼けの空にかかりし鎌の月寒風のなかバス停に立つ
24
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野々花
幾つもの悲しみ越えてきたけれど慣れる事なき心の痛み
18
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万陽
泣き鬼も笑い鬼もみな吾娘の手で生まれ出でたし白紙の上
13
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千映
雪国に生まれしあなた雪女祖母の語りを信じて描く
15
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滝川昌之
ぬかるんだ霜の表面いくつかの柱をふんで遊んだ靴跡
10
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千映
ふろふきの大根煮るも箸立たぬ硬い硬いで笑ってしまう
12
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コーヤ
梅の花色をも香をも冴え冴えと君に見せむと笑み輝いて
15
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コーヤ
裸木は微笑む梅の匂う香に目覚めて春の近づきをしる
14
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沙久
「忘れたくない痛み」そりゃあ大事だが 痛えもんはやっぱり痛えのよ
18
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藍子
懐かしい友との再会喜ぶが場所が病院ちょっと複雑
12
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吉野 鮎
西空に際だつ煌き放つ星西に學びゐる吾子護りたまへよ
6
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吉野 鮎
兩の手に病伏すきみの手を包み過ぎにし事ども宇宙に放てり
10
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桃湖
残り香を感じるマフラー抱きしめて夢じゃなかったと確かめる朝
7
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新座の迷い人
妻会話 今日は判りて 嬉しさに 我の努力で 効果出始めか
14
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inosann
クスノキの空襲に耐えて蘇る百五十余の魂と共に
18
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桐生賄
ヘルニアは 幼き頃の 手伝いが 原因だからと 母困らせて
14
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桐生賄
そちこちに 持病はあれど 健康体 亡き弟が 守ってくれて
16
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野々花
悲しみが雪へと姿を変えてゆく心しんしん泣きたい夜に・・・・・
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