灰色猫のお気に入りの歌一覧
sweets
沢山のはながら、踏みつけられて散らばって香らないのが私、みたいね
2
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sweets
閉じられた雫の伝うシャッターに「さみしいです」と呟く夕方
2
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浅草大将
若びとが追ふひと筋にしら球の知らぬ行方の青くもの果て
9
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sweets
ピタピタと溜まっていく浴槽の音になんだか生かされている
2
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sweets
高まった吐息に窓が曇る朝「殺して」なんて言わないでほしい
2
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ながさき
もの言わぬ 羊の如く おとなしい かつての美徳 いまや悪徳
19
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詠み人知らず
歸りゆく背に大小の夏帽子日暮れて親子我家へ急ぐ
8
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ハル
「アフリカンシンフォニーっていうんだよ」坊主頭に思い出す夏
3
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千映
京に住む友に分けたい涼しさを三十一文字に何と表わす
8
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詠み人知らず
涼しげな音色の響く風鈴は母の手土産南部鐵なり
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詠み人知らず
君のため祈ってくれる人がある 呪ってくれる 神もある
20
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リクシアナ
風便りとだえて遠い街灯りみおくる頬に車窓の小雨
17
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ながさき
五輪向け 関連予算 三倍と 何故振り向けぬ 社会福祉に
18
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詠み人知らず
自転車を引っ張るように突っ走る犬の気持ちはきっとご機嫌
19
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ながさき
都議会を 裏で牛耳る 悪魔たち ハエの如くに 利権に群れて
17
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優器ルミネ
軽快に響いているは樽砧その音に合わせ舞うは幼子
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宵待あこ
ワガママね今日会えないの?仕事中門うたあたしの氣持ちゆらゆら
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桐生賄
強烈な 甲手の臭いは 練習の 努力の結晶 頑張ってるね
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光源氏
契り置かば心惑ひのなきものを琴の調べは落ち響きをり
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夢士
半年が過ぎて気づきて文月や年賀四等四枚有りと
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