詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
待ち時間苦痛にあらず穏やかに言の葉の森そぞろ歩けば
22
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まあさ
雲ひとつなき朝の空 子のくれしリュック背負って夫は出勤
19
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inosann
カッコイイ生き様さがして辿り着く 亡父の刻みし背比べのシルシ
15
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inosann
久々に施設に暮らす母に会うふくよかな顔に笑みのこぼれる
18
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吉野 鮎
きみを刺す言葉の棘をのみ込めば喉にささくれ聲失ひし
8
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詠み人知らず
風邪ひきのわれに厳しき寒さかなせめて名も欲し立春疾く来よ
15
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吉野 鮎
身の内の失語の文字の消ゆる日のありとはみえね昏き迷路に
6
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高松 蓮
引き出しに 見つけたいつかの 天使像 これからあなたを 亡き子の代わりに
9
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石川順一
滝に来て藤村操を思ひ出す冬の飛沫は官能的で
13
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へし切
老いぬれば世過ぎの外にありなめどしがらみ無くば侘しかりけり
26
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高松 蓮
悲しさを 表に見せぬ 幼子の 優しさくるむ 母でありたし
11
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高松 蓮
悲しさを 分かち合わんと 抱き締めた 幼き娘の 温もり忘れじ
10
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高松 蓮
忘れじと 失せにし腹の子 思い出で 枕を濡らす夜 幾夜続くか
6
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葱りんと
仕事終え 駐車場から見る星に 「頑張ったよと」 勤務報告
22
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桐生賄
次男君 初牡蠣剥きに 挑戦し 「面倒臭いの 次はごめんだ」
17
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石川順一
鬼怒川を散々見たから調べたい雪は空気のように置かれて
14
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コーヤ
燃え染まる 赤に惹かれて いつまでも 和んでいたい 今日の夕焼け
22
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コーヤ
音響く ガラスにぶつかる 寒風を 温もる部屋で 聞ける幸せ
22
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美津村
髪乱れ黄疸に染まり息絶えし母の額を我ぬぐひゐつ
16
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まあさ
風花のなか夫喜々と持ち帰る 復帰後初の給与明細
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