詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
たけくらべ
衣擦れに縁のあるやなしやさへ今は昔ともろびとの言ふ
10
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本能寺
梅の宿いらっしゃいませこんにちは春告鳥のご一行さま
21
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本能寺
月眺めきみの笑顔を想いつつ ひとりぼっちの春に乾杯
21
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リクシアナ
喉笛の鼻へと抜ける切なさを叶えてやれぬ子犬を抱いて
17
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くらら
コート脱ぎ 身軽になりて 人波の ゆったり流れる 交差点かな
13
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くらら
窓の二羽 会話のような 囀りに 思わず手を止め 聞き耳たてる
14
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うさぎ
久々のうたのわ 短歌を詠むほどの恋もせぬまま二年が流れ
16
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詠み人知らず
高校の教室にある怨念が 僕にささやく ひとを愛せと
17
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桜枝巧
イヤフォンの中に住みたる歌い手はそばにいるよと都会から歌う
10
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千映
庭に出て木々の傷みを見つけてはどうしてほしいか聞いてみる
17
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灰色猫
ぷちぷちと 数の子を噛む 海原を 泳げなかった 命の味わい
39
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灰色猫
つつがなく 祝賀を終えて 日常へ 戻るさみしさ なぜか切なく
30
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コーヤ
春告げる山茱萸の笑み夢ごこち黄色広がる小宇宙なり
15
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ながさき
「田園」と 云う名の喫茶店 有りました いつも飲んでた クリームソーダ
29
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只野ハル
父がいて外出できぬ日曜日互いに長い一日過ごす
21
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林林
閏の日 祖母の和裁の竹尺の尺寸分の目盛広くて
26
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林林
無意識にあなたに甘えていたことに気がつきました あなたの留守に
15
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炭酸水
母の手を引きて墓園の径ゆけば鈴蘭の鈴はればれと鳴る
17
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葱りんと
白はもう 雪ではなくて セキレイの ぷっくりお腹 尻尾で春呼べ
11
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灰色猫
一度だけ 魔法が使える その時は あなたの罪を 半分貰おう
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