由良のお気に入りの歌一覧
トーヤ
眩しさが何でも見せるはずなのに見えなくなってしまった朝は
3
もっと見る
沙羅
泣いているような月が見下ろして深く蒼い夜が満ちてくる
15
もっと見る
光源氏
とこしへに金子銀子でもてひがむ苔にはばまれ石に成り變はる
12
もっと見る
きりあ
月の光を浴びるため服を脱ぐ女の業の深い淵にて
18
もっと見る
トーヤ
足元に動物達は集まって絵画の森で森林浴を
5
もっと見る
垂々
取り急ぎ返信してたあの頃と取り急がなくなったこの頃
21
もっと見る
きりあ
すやすやときみの寝息の音がして窓辺には月新しいつき
11
もっと見る
たんぽぽすずめ。
音だけの花火も涙より早く消えて抱きしむあなたの写真
19
もっと見る
垂々
もう少し一緒にいたい夕暮れにただしく伸びるまっくろな影
41
もっと見る
加祢
気まま吹く風聞きたくも蔓延りしかねの亡者に音遮らる
13
もっと見る
きりあ
鉛筆画さらさらと描く人の手に木の香が揺れる夏は半ばに
27
もっと見る
浅草大将
振り向かず去りゆく君は陽炎のはかなく消えし夏の恋人
21
もっと見る
まるたまる
金柑の15センチの鉢の枝に小さき花の満開になり
11
もっと見る
恣翁
氣を詰めて 身をば捨ててぞ 打ち込める 面を外せば 爽快な汗
36
もっと見る
加祢
あを山の色風にほひ田草敷く日をふりさけば峰雲の立つ
22
もっと見る
トーヤ
出会いとはとても大きな財産で名古屋で歌うドレッドにーちゃん
4
もっと見る
加祢
熟成しまろやかに鳴るセミアコの薄らに虎の模様浮かひて
16
もっと見る
螢子
四季咲きの薔薇は次々開きをり朝の日課は薔薇摘みとなる
16
もっと見る
ゆびきゅ
愛の名の山の高さに気づかぬよう 稜線を消す霧をかぶせて
29
もっと見る
聴雨
こぼれくる月の雫を掌にうけて風にはなてば銀の花咲く
18
もっと見る
[1]
<<
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
>>
[57]