詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
藤久崇
日ののぼる 野辺を色取る 朝顔の 花火ぞ今朝の 歌を奏でつつ
18
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紫草
自転車に乗ってここまで来た人はどこへ行ったか檸檬の木下
13
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沙久
思い出にするまで三年かかる程私は貴方に囚われていた
22
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コーヤ
頬染めて 乙女がごとき 合歓の花 優しく揺れて 匂いほのかに
19
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なかしぃ卿
一点で支えしヒールの踵には意地で支える重き履き主
11
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只野ハル
朝市で求めし花を自己流の投げ入れにした投げ槍でなく
16
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石川順一
瓶運ぶ車が施設の裏にあり自転車置き場で響く業務車
10
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葱りんと
あなたとの 他愛の無いよな お喋りが 疲れを癒して 素直に好きだな
13
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夢士
鼻つまみクシュンとくしゃみ女子高生後の仕草や興の冷めゆく
12
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灰色猫
きんきんに乾杯できるはずだったコーラの瓶が硝子であったら
14
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灰色猫
たっぷりと森を吸い込み息はけば自然とこころは整ってゆく
17
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灰色猫
宝石の富と眠れる難破船イルカは戯む救難信号
15
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みやこうまし
看護師の猫なで声の物言いに老いの意地かな 目線を返す
16
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へし切
老いぬればもの思ひまさる亡き妹の 愛しき姿 面影にして
22
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あさこ
忙しいときこそ幸せを頂ける神の仕業を我は愛をしむ
7
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あさこ
大会の迫りて子らは髪を切る娘も刈り上げ男前になる
8
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岡部 佳莉茉
「あの頃は良かった」を超える「良かった」を 見つける旅に 出ることにした
13
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吉野 鮎
ゆび絡め欅並木を歩むとき五月の風は木漏れ陽にいこふ
10
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詠み人知らず
Perfect発音ネイティブさながらの目を日と書く子にげんなりする
6
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恣翁
瘧病み 胸の満たねば 心当てに 真人 旅行き待ち侘びなむよ
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