大埜真巫子.のお気に入りの歌一覧
へし切
愛猫を 亡くして五年 忘れえぬ 膝の温もり 優しき眼
9
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へし切
秋の夜に 湯船につかり 耳澄ます鈴虫の音に 聞き入り長湯
8
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へし切
徒然に 暇つぶしにと 歌を詠む腰折れ歌も 和む一時
8
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へし切
妻が問ふ私の病気治るでしょ 大丈夫だよ! 辛き嘘つく
9
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へし切
街路樹の 木漏れ日の中 彼岸花眞紅と咲きて 何言問はん
8
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へし切
徒然に 淋しき故に 歌を詠む心の会話 三十一文字に
6
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へし切
妻の書を 新たに変えた 軸装に愛しき妻の 面影を観る
6
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へし切
散り際の 花の終わりを 見るにつけ死生命あり 知る心地する
6
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へし切
冬ざれの北の大地に雪つもる月影さやか風花の舞ふ
7
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へし切
凛として 生きる道こそ 尊いと思ひ惱みて 試煉に向かふ
5
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へし切
自らに 望む仕事が してみたいそんな会社が あるのかと問う
6
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へし切
いたずらに時の過ぎるを嘆くまいされど切なき孤独の闇は
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へし切
口先で如何に説明尽くせども武器を使うは殺しあうこと
20
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へし切
降り注ぐ火の粉を浴びて涼しげに手筒花火に夜空が燃へる
30
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へし切
待つことに何時しか慣れて老ひ白髪もう直ぐ逢へるお盆の夜には
29
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へし切
現世の儚き命を惜しむがに今をさかりと蝉しぐれ降る
33
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村上 喬
かたばみのやわらかな葉に戯れる五月の風はかくもやさしい
31
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村上 喬
果てしない夢の続きをついばんで魚は群れるビルの廃墟に
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村上 喬
現実と夢との境を引くように飛行機雲は伸びゆく朝に
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恣翁
客思こそ 日月の動きと競ひたれ 秋風 吾待たで先に帰らむ
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