コーラのお気に入りの歌一覧
蓮生広任
「とりあえずここにしまっておきましょう」袋のままでまた押入れに
4
もっと見る
蓮生広任
手を見ると糸がほつれていることに気づいて祈りの言葉も出ない
4
もっと見る
詠み人知らず
牛肉の値段と喧嘩したもので ベジタリアンを気取っています
11
もっと見る
詠み人知らず
寒風の抜ける現場のコンクリに 昨夜の雨が残した足跡
21
もっと見る
桜園
雪の上にフリージア早も葉を広げ冬と春との境をみせる
29
もっと見る
恣翁
閑林に 斧の響きを谺させ 得たる薪を酒に換へてむ
41
もっと見る
桜園
五分咲きの梅の小枝にやどりたるしずく凍りて朝陽に光る
33
もっと見る
木綿
干潮に珊瑚は顔をのぞかせて風を吸っては吐き出している
5
もっと見る
あまおう
加速した満員電車は人々の背負ったものの惰性で走る
38
もっと見る
あまおう
きみ宛てに詠んだ事では無いんだよ今の気持ちを確認するんだ
16
もっと見る
恣翁
両の手を 頭の後ろに組みながら 顰めっ面で歩き回れり
26
もっと見る
蓮生広任
押入れを占領してきた僕たちは袋の中に押し込められる
5
もっと見る
蓮生広任
大きめの半透明のごみ袋久方の君ぼやけて見える
5
もっと見る
蓮生広任
「そらそうよ、こんなの誰も喜ばない捨てちゃいなさいただのゴミでしょ」
4
もっと見る
蓮生広任
「そうよねぇこんなにボロくなったしねとっておいてもしょうがないよね」
4
もっと見る
蓮生広任
「そんなのもう捨てちゃいなさい大切な孫が病気になったら困るわ」
3
もっと見る
もなca
舞いおりるひかりのささやき風のこえ今日も生まれるあたらしい歌
24
もっと見る
詠み人知らず
脱水で小泉今日子が揺れている 洗濯機には彼女の写真
10
もっと見る
詠み人知らず
君たちは「多分」を多用するけれど 理由は貧しい語彙だね多分
19
もっと見る
あまおう
霙降る冷たい風にはらはらと小雪は混じるきみのつく嘘
18
もっと見る
[1]
<<
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
>>
[80]