吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
案ずるも 子猿し役に立てもせで 祈りの丘に添ふる白ゆり
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詠み人知らず
如何ばかり 触れたく思へど 留め置き 密かに悶ゆる こころ薔薇色
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詠み人知らず
焼かるると 思いもせずに 焔入る 蛾がごとく 吾は恋路に
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灰色猫
欲望に狂い夢中で手に入れた汚くあっても夢を生きたい
18
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灰色猫
獅子という星座を夜に描きました誰もが勇気を授かりますよう
20
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灰色猫
ジグソーの最後のピースを食べちゃってずっとあなたと遊べるように
20
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ラベンダー
滝目指し 色染まる木々 坂道を 歩く冷気は 澄み切なくて
17
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はまたいと
ひとりだち 前を見ずには進めないから「行ってらっしゃい」聞かぬふりする
5
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石川順一
今日も雨ホットコーヒーアンパンとヤマトタケルノミコト能褒野か
13
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詠み人知らず
ありあまる夜を朝陽が型抜いて影から人もの動き始める
10
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詠み人知らず
影を曳く影に曳かれる一人ひとり勝手な犬の散歩さながら
11
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詠み人知らず
ラムプ宿ほかげ揺らげばラスコォの壁画さながら影たち騒ぐ
11
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詠み人知らず
片隅に影うづくまる人の繭つひに手も足も溶け失せ
6
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詠み人知らず
光だけ溢れてゐても眩しくて何も見えない闇と同じ
9
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あゆか
高速がうちの畑を通るそう神社と寺と人家を避けて
14
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あゆか
土倉から古文書が出て日本史の教授の師走今日から開始
18
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滝川昌之
雨冷にお湯割りにしたオールドは去りし花火と恋をうかべて
27
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滝川昌之
秋の日の入日背にして手を振れば ふり向く君が紅に染まった
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滝川昌之
キビタキが盲導鈴(盲動鈴)となる駅で山では自由に鳴けと労う
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ユキ
ぺしゃんこの 蝉が最期に 見た空を いつかは僕も 見るのだろうか
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