灰色猫のお気に入りの歌一覧
たみお
仕事、仕事、仕事ばかりで忘れてた こうして 何かを 口にすること
6
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沙久
過去何度 乗っただろうか 救急車 ドップラー効果 見せつけ走る
14
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たけくらべ
夏色の海を恋ひせし浜風にしづ心なく揺るるヒルガオ
19
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みやこうまし
年旧れど心は自在 精神の若さ保ちて 居直り生きん
19
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橙田千尋
アパートの隣の部屋から神様が作りすぎたと持ってくる夏
5
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葱りんと
グーズベリー 光にかざせ 紅い玉 棘に守られ 酸っぱく甘く
11
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只野ハル
洗濯機の廻る音聞きつけたかのように雨が降り出す
17
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桐生賄
次男君 初のカッター実習は 疲れたようで早々休み
14
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夢士
日傘差しナガラスマホの孫に沿い戸惑い顔の夏休みの婆
19
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只野ハル
ショート明け翌朝の便失禁小言は少し後始末黙々と
14
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村上 喬
大好きな気持ちにブレーキ付け忘れ今夜も背中の翼を広げる
15
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松本直哉
あす死なばわが晩年となる今日を白き穂に出づ山牛蒡の花
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コーヤ
一日のその時々の言の葉を紡ぎて織るは夜の楽しみ
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恣翁
居庸関 鋳鉄の門 空に聳え 開扉の朝に 虎豹臥すなり
14
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コーヤ
金色にひかる湖面に揺れ映る優雅に羽ばたく白鷺の舞
16
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絮谷新
にはたづみ流るる砂を掬ひけり零るるものの無きにしあれば
14
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リクシアナ
絵皿干す描くあてなどない夏の幾年めぐる瑠璃の悲しさ
15
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ゆりこ
蝉の声だけが聞こえる 陽炎は一夜の恋を燃やして揺れる
15
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南美帆
夜歩きでさり気ないよに呟いた一緒のお墓に入りたいなと
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南美帆
元カノの買ったであろうスライサー素知らぬふりで毎晩使う
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