詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
絮谷新
思ふのはジッポでショッポに火を付ける彼の仕種のそんなつかのま
17
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野々花
嫉妬という言葉の中に隠された女の私が唇を噛む
15
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野々花
断ち切れぬ未練引きずり行く道は自分の影さえずしりと重い
18
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秋日好
BGM付きの夢の中にいて起きても脳内リピートかかって
22
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秋日好
言語とは多義的なものと哲学者当たり前だと笑ううたびと
11
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まあさ
冬うらら 姪より届く 内祝い 品の由緒を 尋ねてみたり
20
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inosann
施設の母三脚に置きしデジカメの「良き夫婦」と言いシャッター押しぬ
21
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秋日好
二重三重想いを込めて歌の葉は響く心に降り積もりいく
14
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果禾緒
三人の日と書く「春」をひとり待つ 部屋にさす陽の力測りつつ
10
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千映
指先のちょん切れ手袋ピンク色マニュキア見せて春よ来い
15
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只野ハル
霜降りた田の面見下ろす電柱の雀囀る朝陽浴びつつ
22
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絮谷新
はかなくに胡桃の内に閉ぢられて移ろふ影の一生なるかな
24
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夢士
短冊に綴る言の葉友の声心通わす折々の歌
25
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矢車菊
かくれんぼどこに居たっていつだってきみをみつけて抱きしめるから
27
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矢車菊
迷うたび自分を生きていくためにわたしは歌を詠みつづけます
25
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矢車菊
手袋に指をしまえばまたひとつ何かを思い出せる気がする
13
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矢車菊
何もない街だと人は言うけれど耳を澄ませば海鳴りがある
25
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矢車菊
それぞれの歌集のうへで出逢ふときこころの瞳しづかにひらく
29
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コーヤ
二人して手際分け合い料理していただくご飯に幸が舞い降り
27
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コーヤ
甘酒を飲んで温か良い心地遠い記憶の祖母の温もり
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