へし切のお気に入りの歌一覧
大埜真巫子.
あぜ道を 裸足で走る にわか雨 礫のように躰つらぬく
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紹益
イケメンだ 美女だ何とか 騒げども お骨になれば 見分けつかない
11
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みやこうまし
北方の北極星が我に問う 生き方の軸狂い無きかと
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河のほとり
ほのめくや影を思ひの果てと見て蛍は闇に消えずもあらなむ
8
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蓮見
遠雷が あなたの声を 攫ってく 過ぎ去りし日の 部屋の片隅
6
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只野ハル
人生は人が生きるの文字通り意味などなくて生きてればいい
9
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ほの香
無造作にうすもの纏ひ手にうちわ縁側で見る薄き月影
16
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斑鳩入鹿
槿の木手折れば涙流しをり短き花の命守りて
2
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斑鳩入鹿
槿咲く昨日は昨日ひと日花今朝に咲く花命の連鎖
3
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斑鳩入鹿
さわさわと風に揺れる葉槿の葉紫の花静かに癒し
5
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斑鳩入鹿
槿咲く空にまっすぐ高きまでもの云わねども何か聞こゆる
3
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斑鳩入鹿
青空にむくげの花が朧見え枝は幾度も万歳唱ふ
7
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南美帆
青い空 庭の草木にたっぷりと水を与えん今日も真夏日
7
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木蓮
野良猫は車の下で涼をとり わが飼い猫は仰向け昼寝
4
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五穀米
生き抜くと誓いしのちの五十代脱力軽快七月尽きて
9
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詠み人知らず
どの顔も高校野球観るためにラーメン啜る夏の食堂
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詠み人知らず
三日月が流れる雲間に見え隠れ 鳴らないコール待つ長い夜
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栞
原色の夏の世界でよりいっそう曖昧になる我の輪郭
21
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詠み人知らず
食欲を具体的には語られず 何だったろか梅干しを食む
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詠み人知らず
何もせぬ理由を暑さに求めしも 冷房かけてやはり動かず
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