詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
藤久崇
そよと吹く 小風の香は 花蕾 ほころぶ春の しるしなりけり
17
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葱りんと
涙して 青春映画 観ていれば 「くさいな」一言 周り誰も居ず
12
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夢士
富士の峰や落つる夕陽の輝きてダイヤモンドとふ言の葉ありぬ
20
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リクシアナ
川氷渡ればそこの校門を欄干かぞえ二キロを歩く
17
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コーヤ
平凡に夫と語り過ぎてゆく平和な日々に感謝のかぎり
26
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コーヤ
舞う雪に微笑む花は縮こまり春の夢見て寒さこらえる
20
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千映
はにかんだ君の笑顔に触れるとき胸高鳴りて恋を意識す
10
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吉野 鮎
光ます空に春めくけはいして霞の雲のゆるり流るる
14
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千映
頬かすめ知らん顔して去っていく風は昔のあなたに似てる
15
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吉野 鮎
睦月盡強き陽の射し裸樹の先の膨らみややに柔らぐ
7
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沙久
故郷ならいつもここにある「左胸」 鼓動と友の声がシンクロす
16
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沙久
「ただ君が幸せであれ」と願うほど 俺は優しい奴じゃないから
24
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リクシアナ
うたたねの窓につれなく冬の雨とけて虚しき白銀の夢
22
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千映
病院の待合室は二十五度吾には暑すぎ腕まくりする
10
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万陽
千切りが 百切りくらいの 幅なれど君が作った サラダがうれしい
20
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石川順一
植木屋がビールを飲むため苦労する投機はうまくいかない定め
15
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絮谷新
凍空に白きページの開かれて凪の川面に立つは漣
30
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まあさ
少しだけ遠回りして梅の香にふれる月イチ受診の後に
29
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桐生賄
「三月のような陽気になるでしょう」 気象予報士今日は当たらず
17
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野々花
振り向かず水面を渡る風の音は誰かが流した涙の匂い
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