へし切のお気に入りの歌一覧
あまおう
盆過ぎて二十世紀の酸っぱさに 静かに響く 其は蝉時雨
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詠み人知らず
紫煙の輪君はつくれりふたつみつ指からめればつれなく消える
15
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詠み人知らず
けがれ無き純白ゆえの儚さを思えば哀し沙羅双樹ちる
22
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ふきのとう
線香のただよう墓地にただ一人墓を磨ける女人のありて
15
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ふきのとう
雨の止みつくつく法師の聞こえくる秋の空には憂えのありて
5
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ふきのとう
帰省する子らと過ごせしひとときの短きことよ見送りてなほ
13
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紫草
身ごもりしと告げる娘の稚な顔白く透けたる額の愛し
24
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すばる
「嘘じゃない」言えば言うほど真実も疑われてく無駄な抵抗
18
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すばる
友達が恋人になるチャンスあり 入れ替え戦の戦術確認
15
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みやこうまし
介護する立場にあれどされる身にあらぬを喜ぶ自力本願
17
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みやこうまし
大量の虐殺なれど戦争の勝者は問われぬその大罪を
18
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紹益
あの頃に 夢見た未来 今なのか 信じられない 夢のない日々
15
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紹益
盆踊り 年年歳歳 人は減る 踊り囃しは 昔変わらず
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水ノ衣
歌人らの一覧を見し残念に非常に残念にしか思えぬ
13
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つゆくさ
血縁があってもわかりあえなくて 繋がりなくて わかりあえたり
10
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つゆくさ
遠い日に 兄弟であって 今もなお 音信なくても君と兄弟
6
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つゆくさ
手助けをしてあげたいが立ち入れぬ 何もできない 見守ることしか
8
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つゆくさ
空晴れて 親指ほどのからだからクマゼミは鳴く 今日を生きて
6
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灰色猫
炎天下 入道雲は 湧きあがり 高校球児が 夢を追う夏
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つねこ
久々の青空のもと 虫を食む白鳥一羽 青田風うけ
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