詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
高松 蓮
いまどきの 幼稚園児も するのかと 少し安堵す 花いちもんめ
14
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inosann
彼と会う娘の気分は乱高下の昨日の憂いに朝陽がまぶし
18
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万陽
世迷言 並べたくなる 憂いの日ラテを啜りつ ため息ひとつ
15
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inosann
箱の中もみじ饅頭ひとつ残り盆の帰省も思い出になりぬ
14
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まあさ
一目見て 手術の痕と わかる傷 隠せない傷 隠さない夫
21
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あふひ*・○・*
節分の赤の幟をかき分けて床に臥す子の本買いに行く
18
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コーヤ
おそい来る認知症には予防だと信じて挑む脳の訓練
23
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コーヤ
水仙の花きらめいて群れ並び日向ぼっこで冬陽と和む
21
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滝川昌之
無理をせず質素に暮らした両親に少し早めの春花供える
10
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滝川昌之
義父母と二人の歩んだ人生と大事に育てた月日に感謝
9
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夢士
幼児の両の手広げよちよちと抱き上げ進む指さす方へ
20
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夢士
あどけなき孫の顔見つ婆の言う我らはいずこ成人の時
14
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藤久崇
眼の眩み 世人のことも 見えざれば むべ銭金を 鳥目とうらむ
16
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野々花
この想い届いたならば朝イチであなたの歌を届けて欲しい
21
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野々花
淋しさはひとりの二乗二人にはなれないままに眠らせる夜
23
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果禾緒
灰色の雲の扉を開けたくてかがり火草の枯れ花を抜く
7
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まあさ
壁一枚隔てた部屋から夫の咳 ただの風邪ならいいのだけれど
18
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石川順一
イヤフォンの黒い繊維が自転車のライトに照らされ妖しく光る
20
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絮谷新
母だつたころを思ふか吾の犬よ眺むる先の空は夕燒け
20
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詠み人知らず
蛇口から出る冷水よ湯になれや あわわあわわと 震えつつ待つ
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