へし切のお気に入りの歌一覧
すばる
向かい風思い出連れて去って行く頬を伝わる二つのしずく
16
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秋日好
飛び跳ねて歌っていても長調が短調になる心の軋み
8
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秋日好
「いつだって陽のあたる側見て歩こう」ほろ酔い気分のいつもの鼻歌
7
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秋日好
両親のせなを流れる夫婦滝護ってくれると信じています
5
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つゆくさ
あれこれと 気にしていたらキリがない 根拠ないこと 労力の無駄
4
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つゆくさ
どうしてか 今まで笑顔の彼女なのに最近私に笑顔見せず
4
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つゆくさ
ボッとして 朝から体調今一つ けれども私 やらねばならぬ
5
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速魚
いつの日か三葉虫の私は太古の浜辺に打ち上げられ
7
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速魚
砂時計 落ちゆくもので計るのか歪んだ時もあると言うのに
9
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紫草
雨雲に修験の山は覆われて静かに濡れる大日石碑
12
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からしニコフ
泣きつくし空けた涙のスペースに笑みを集めて眦の皺
4
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香月
ふたたびの夢も観ずにてとこしへの思いも虚しく佇む吾が身よ
5
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キャット・アイ
入院の妻が残せし静寂に晩酌進まず猫と語らう
11
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詠伝
かつてこの腕に残した傷のように私はここからいなくならない
16
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芳立
わたりくる風にもさめぬわれをおきて青き稲穂は秋を知るめり
4
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詠伝
病院へ行くためだけの休みなら欲しくないから海へいこうか
11
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蜻蛉
雷と海になった町並みにタクシー窓から君を案ずる
10
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木蓮
かき氷 静かに溶けてゆくように君の気持ちも「あき」へと向かう
2
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河のほとり
かなしさを夢のごとしとなぐさめてからうしてこそ世をし経にけれ
9
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車男
墓になど入れてくれるな 星を縫う軌道にのせて飛ばし給えよ
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