へし切のお気に入りの歌一覧
松本直哉
うらかへしおもてかへしてなす焼けばかたくななりしこころほどけぬ
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小林道憲
明日ははや秋風立たむ 軒の端に巣作り急ぐ蜘蛛の振る舞い
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花音
亡き猫を思えば悲しその中で残せし子らを慈しみおり
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あかる
君がいない日一日と積み上げて ひととせ経ちてまた積み直す
4
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紫草
ひとりきりかくも楽しき夕餉なり美しき色した紫芋むく
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三日月
恋しくて ただ恋しくて 淋しくて 青きリンドウ 冷笑しないで
10
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ゆの
根元からパッキリ折れたハイヒールこんなん履くんじゃなかった黒の
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ゆの
気まずそうにしている男子下着屋でちらちら見ては視線合わせて
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ながさき
鳥と虫 ないてはいても 涙なし 吾はなかねど 涙ひまなし
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詠み人知らず
はちみつとバターでラスク焼いている小指で甘さ確かめながら
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詠み人知らず
短編の恋愛小説読んでいる薔薇の香りの満ちたる椅子で
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みやこうまし
「渾身」という一途な言葉にアッピール 戦い生きる我の人生
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栞
それぞれの夏の記憶を焼きつけた小麦の色の子どもらを見る
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栞
カステラのやさしい甘さに包まれる 雨の長崎 喫茶店にて
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すばる
下の名で初めて呼ばれたクラス会旧姓の頃好きだった人
26
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すばる
恋人の当確決定出たようだ深紅の薔薇を君に渡され
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紹益
物言わぬ 朝顔だけが 見送りを とぼとぼ向かう 今日の仕事場
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紹益
嫌いでも せめて覚えて いて欲しい こういう人が いたことだけを
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つゆくさ
コオロギの歌声の中 鳥たちが さえずり始め 朝訪れる
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みん
何もかも手配されてて助かるが 全部あの子のペースになりぬ
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