紫苑のお気に入りの歌一覧
みなま
台風に備えて刈りしローズマリー名残りの風に香り際立つ
10
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松本直哉
歳いくつときかれうつむくをさなごのおぼつかなげに指を立てにき
6
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松本直哉
をさなごの歩幅にあはせあゆみつつともにひろへり黄の葉赤の葉
8
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みなま
秋なのだ栗のケーキが食べたくて台風のなか出かけるなんて
9
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詠み人知らず
洗い物やっておくよという子の歯 きらりと白く 男まえだね
11
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ナイス害
この雨の最後の粒が我が肩に落ちた気がする 生きよう、一人で
7
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もなca
在りし日の父の写真をたずさえて丸亀城址の石段を踏む
16
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みなま
母さんは発熱中です休みます言い聞かせてもまといつく猫
6
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秋日好
病欠でない有給は珍しくニットドレスを押し洗いした
4
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松本直哉
ずつしりと果肉はらみてもちおもるあをき器を冬瓜といふ
4
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都詩
一歳の子の手を引きて挙式するふたりに贈らむジンジャーのレイ
8
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紹益
衣替え 早冬服を 着こなして 凛々しく進む 君に恋する
14
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只野ハル
両親寝かせ食卓にパソコン広げて始めるわたしの時間
12
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浅草大将
久かたのひかり見よとぞ国やぶれ残るやま河笛こだませり
9
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みなま
此処にいてダナエになってしまおうか木犀のした金の雨降る
5
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松本直哉
男子らときそひて駆けてかへる娘の小さき額に汗にじみつつ
5
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都詩
ホノルルの雨空の果ての一点に白く輝く雲現れぬ
11
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秋日好
通り雨幕の向こうに輝くは秋陽を浴びたドーバー海峡
11
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詠伝
ロシア人留学生の腕に見た漢字の「スィストラー」度肝抜かれて
7
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みなま
間違えて撮ってしまった写メのなか言い出せなかったキスが残った
10
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