詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
汝が指のささやき肌に流れゆき街はつみゆく雪音に沈み
15
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吉野 鮎
包まれて汝が懷に眠る夜街は六華の穩しき世界
18
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秋日好
軋ませて雪蹴散らせて歩く道顔を上げればワンダーランド
16
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秋日好
あの娘はね分身だろう白い液飲まずに渡し先送りにし
7
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秋日好
雪片が積もるか解けるか眺めてる立ち往生したバスの窓から
17
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是瓜
真っ白な カンバスを見て ぼんやりと これ綺麗じゃん? って怠慢だろうな
2
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夏恋
もやもやがわたしの歌の原点かならば高尚ぶるのも笑止
9
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角谷守
谷川に浮かぶあぶくが溶けている水をゆっくり飲んで日没
3
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角谷守
さみしさが窓と手すりに照り返しすべて空へと帰る三月
4
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秋日好
降りしきる雪に止められ明日こそはヘリオトロープの香に酔い遊べ
15
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秋日好
着地点未だ見えない長編と真白に変わった家前のの道
9
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秋日好
霜の降る緑の淡き牧場にも身重の羊薄日愉しむ
21
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秋日好
倒された木々持ち去られ現場には風吹き荒ぶ雪の舞い散る
12
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詠み人知らず
胸騒ぎぬ 思ひ出の香の沈丁花 弁のこぼれぬる 如月の夢に
13
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詠み人知らず
悲しくて胸塞がるも 空腹に 罪悪感じつ 夕餉食みてき
7
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詠み人知らず
ひそみねに 震はする肩ほそくして 添ふ人もなく佇まれたり
12
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秋日好
空の青零した青の清けさを注ぎ続けて頂きたいのに
15
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住川幸
ゴミ箱を抱えて食べるクロワッサン何のために生まれたのか君は
4
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煩悩
雨だれが上昇していくその嘘を信じてくれた君を信じる
6
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滝川昌之
一瞬で景色が変わる春風よ「桜咲いた」と届く電報
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