ほたるのお気に入りの歌一覧
悠々
しらつゆのあふるる壺の肌じめり日々に裂けたる恋一つ在り
27
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まるたまる
手をつなぎ水族館も行けないのそんな交際間違えている
10
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芳立
愛犬にサンタ衣装をおしきせて写すひとあり滅びゆく国
9
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まるたまる
顔色を伺う癖はいつからか君の少しの翳り気になる
10
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浅草大将
年暮れて花も実もなき裸木にわか芽うづきの頃ぞ偲はゆ
11
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聴雨
来年を語れば鬼に笑われる私は私のままで生き抜く
19
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螢子
陸橋から手を振る君に微笑んで朱き電車に吸い込まれゆく
9
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まるたまる
こうやって一つボルトが転がって壊れいくのだ私の自我は
9
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田中ましろ
壊さずに抱きあうなんて繊細な力加減はできそうもない
30
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浅草大将
基督も弥陀も衆生を救へども真向かふ我は唯ひとりなり
11
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芳立
男やはボサノバならむあさぢふの小野リサうたふ恋ぞかそけき
6
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只野ハル
今、雪が降っていますと君からのメール届いて窓辺を想う
5
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螢子
新月の近づいてくるこの空に数多の星は輝きを増す
13
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浅草大将
かがり火の花なき家にわれ呑めば誘ひなつかし赤提灯よ
12
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葉月きらら☆
日焼けした素肌のように恋をして残った傷に新しい跡
11
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四季野 遊
寂しいと呟く声が聞こえたか頷くように揺れる南天
17
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ライテウ
精神は細胞ひとつとつながってやがて大きな花となるもの
4
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まるたまる
西陽射すリビングルームに臥して見るダイアモンドじゃないただのダスト
14
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紫乃
充電と努力の為に携帯をしばらく隅に手放しておく
9
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螢子
心の傷どっちが大きいかなんて決められないよ恋はあいこで
6
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