さるのお気に入りの歌一覧
まるたまる
少しづつシンクロ率が落ちている「大丈夫」って証拠がほしい
10
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ほたる
シトシトと雨降れば夜はシンシンといくつものオノマトペ流れる
9
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光源氏
戀ひ戀ひて今宵川原に佇めば袂にかかる涙ひとつぶ
7
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きりあ
父母の母国どうしの戦争が悲しみこえた苦悩をうんだ
8
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きりあ
子の遊び九十一の種類ありひとつひとつを詩にしたためる
7
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ほたる
細胞の最も奥へとどかなむ溢れるほどのコットンの化粧水
3
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まるたまる
一人だけ考え事が気に入らぬ一人で生きよと夫の怒り
9
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きりあ
銭湯で古代ローマの人見かけ冷えた牛乳奢ってあげた
11
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ほたる
白いシャツ眩しい人が万緑の深さに塗れわたしに届く
10
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只野ハル
力なく落ちて逝く言葉が積もり君へと続く道が埋もれ
7
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まるたまる
年頃の吾子の気持ちは解ってる花は無くとも擦り寄せる鼻
12
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ほたる
カーネーション この世で母の愛だけは無条件なりこのわたしにも
7
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赤橙黄緑
旅立ちの風を待ってる。遊歩道脇に並んだ綿毛のたんぽぽ
4
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卯月
拒絶してそれでも母を追い求め少年は神に何を祈るか
6
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ほたる
隠し持つ羽を広げる夢をみて目覚める朝の肩甲骨よ
7
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恣翁
蜘蛛の巣の 支柱となりし 疎らなる 籬に花の 落ち尽くしたり
22
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ふきのとう
山椒の香り高きを田楽に夫の好物作るたのしみ
5
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きりあ
よな抜きで酒に酔うのはおやじさん赤提灯が風に揺れてる
3
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ほたる
衣更えすれば去年のスカートの小さな染みよ ふと夏立ちぬ
10
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只野ハル
深緑の若葉の雫点々とフロントグラスに跡を残す
6
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