日向猫のお気に入りの歌一覧
薫智
落としもの届いてません?膨らんだ三年ものの僕の心が
7
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紫草
冷や酒は好みの杯でなみなみと肴は蕗の佃煮がいい
21
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あまおう
そんなこと忘れるための雨だから もう少しだけ降らせてあげる
19
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おおしまゆきこ
本日は全国的に雨だからテレビモニタでお日様をみる
5
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恣翁
夭逝を悼む慟哭 凍てつきし虚空貫き 楽となりけむ
62
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祐鈴
花ぐらい買うべきなのかと五分前、玄関で待つ家庭訪問
8
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みやこうまし
さ緑の紅葉の子かな赤い花 蛙の手してひらひら揺らす
12
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みやこうまし
赤群れに白き一本チユウリップ赤き大波に溺れず立てり
12
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桜園
知らぬ間に詠み人知らずになりし君君の歌は心に生きてる
13
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みなま
吾にかわり近所付き合いする犬がいけすかんのはコイツだという
8
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あまおう
涼しげに 降る雨になり その肩に とどまることが 出来そうな朝
24
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へし切
向かい風ペダル踏む足たよりなく抗ひゆくは辛き歳かな
28
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詠み人知らず
春雨じゃ濡れてゆくには寒いから 研いでおこうか米と包丁
16
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夢士
人知れず八重に咲き散る桜花ウコンザクラの一枝手折る
12
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詠み人知らず
風景の一番奥の山山の 寝息は霞む眼鏡の端で
17
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村上 喬
春の夜 眠り妨げる空咳に虚ろとなりて携帯をおとす
8
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紫草
「山麓」という巨峰ワインを飲みあげて夫は眠りて鼾をかけり
9
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みやこうまし
八重桜春の名残りと花笠を拡げし陰に山吹の萌ゆ
17
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片井俊二
春の陽に静かにねむる球体は風のいざない待つわたぼうし
5
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南美帆
どこにいて誰といるやらスマホなどなければ心乱されぬのに
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