舞 のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
封切ればインク匂へり秋はじめ書き立ての文君が温もり
14
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千映
静か過ぎ母の昼寝の寝息だけ聞こえし時にお茶すする
12
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野々花
ご機嫌が悪くなったらマグロ丼限定十食サービスランチ
13
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秋日好
日本軍戦争捕虜の扱いを許せない英国人もいて
13
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林林
蝉の声 子どもは耳をすましつつ虫網を手にそろりそろりと
24
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ももンが
胸と胸あわせて 心臓すげ替えて不夜城のすみ きみと心中
7
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林林
子は昼寝 私アイロン 蝉の声 汗を拭き拭き 風を待つかな
21
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野々花
街路樹のネームプレートキラキラと風が吹くたび光を放つ
16
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人三昧
糸蜻蛉 今日は良き日や 赤子抱く 厳しき残暑の 時も忘れて
8
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詠み人知らず
寄り添ふて高く低くと一對の秋蝶の舞ひ影やはらかに
16
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秋日好
さらさらと一筆書けと頼まれて書けない自分に手指の震える
16
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新座の迷い人
病みあ上がり ベランダ草花 水をやり 生き返るのが 無情に楽し
14
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優器ルミネ
保険書の裏の二番に丸つけて少し大人になった気がした
7
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たけくらべ
七草の花の盛りを待ちながら秋までもたず逝く人のある
21
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へし切
山蔭の草のみづひき風に揺れ荒野もはなやぐ花のひとむら
26
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このえ
肩に負う重い荷物に背を押され例より早く足の行く朝
10
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桜田 武
土砂降りの電線に並ぶカラス群自然の難に耐える逞しさ
8
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桜田 武
孫の覚えし言葉を聞くが楽しみ中には「ばばあ」とありて仰天
8
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河のほとり
問へばただ遠きむかしを風かよふ小笹ばかりぞそよと答ふる
22
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夢士
塩茄子のキュキュと鳴りて秋の音毎日二つベランダ菜園
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