澤木淳枝のお気に入りの歌一覧
螢子
現実の世界に戻る月曜日心の奥に閉じ込める時間
17
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卯月
硬質のレンズを纏う優しさに侵されていくわたしの鎧
7
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加祢
うちやみてすず風の音もさや月の影ひとつみゆ君が眼差し
25
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芳立
しのびみる君咲く路にかれ黄楊の告げてぞともに滅びまほしき
13
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ほたる
父逝けば母は恍惚の人となり愛の深さを羨む娘
14
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ほたる
「もういいです・・」その一言を言った我 きっと笑ってくれたよね、お父さん
19
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浅草大将
千早ぶる神代ながらに立つたかは聞くな鎮守の杜の逢引
10
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聴雨
月星のとほく語らふ愛しさに物思ひする夏のゆふべは
12
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詩月恵
今日の日があなたにとって幸せのはじめの一歩となりますように
24
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粕春大君
竹藪の華鬘と見るは細蟹の網に捉らはれし露の錦か
25
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龍翔
「昔々、まだ僕に第六感があった頃の話ですけど・・・。」
3
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龍翔
眠れない。夜に埋もれるのが恐くて。夜から戻れないのが恐くて。
5
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龍翔
振られる度に電話してこんといて。あたしはスーパー玉出と違う。
8
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加祢
白き花ふうわり揺れてあをあをと繁る草まに風するりゆく
17
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只野ハル
全開の窓の憂いのイントロを前々回の口笛に聴く
8
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只野ハル
ひと夏の経験は他人夏の経験未経験だった僕の夏
7
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卯月
光あれ青き星から智恵の実を載せて漕ぎ出す銀の方舟
9
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卯月
蜥蜴には蜥蜴の未来始まりの真珠を拾う始まりの海
5
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市川ありさ
本命と本命じゃないひとがいて同じ部屋で鍋を囲んだ
2
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市川ありさ
黒真珠ひとみに隠し恋人の腕に絡まる夏蔦を断つ
5
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