風花のお気に入りの歌一覧
へし切
世のデフレ出でむと金をばら撒けど格差拡がふ庶民の暮らし
16
もっと見る
悠々
幸福を金で買えると信じ込む 戦後宰相を選びし我ら
15
もっと見る
亜貴
脈絡のないことばかり考えて気づけば動いている短針よ
6
もっと見る
詠み人知らず
小松菜は煮干し椎茸こんぶ出汁 お揚げざっくり 煮過ぎちゃNG
9
もっと見る
半格斎
のど元の飴の甘さを確かめて 生業の終はるベルを待つらむ
7
もっと見る
半格斎
福壽草いづこに咲きしやきざしなく 春は名のみの雪の原かな
9
もっと見る
ユキ
しとしとと震えて落ちる音符たち眠りを誘う子守唄だね
7
もっと見る
ながさき
ウクライナ 涙で語る 老婦人 「平和があれば、何もいらない」
19
もっと見る
半格斎
ぬくもりの冷めやらぬ指で脈をとり 大事なきこと笑顏でかへさむ
9
もっと見る
へし切
春知れと霞む野山の梅の花風が立つとも色こそきそへ
13
もっと見る
只野ハル
丈高き代車のワゴンその椅子に母座らせるズボン引き上げ
13
もっと見る
洩矢転石
かみなりが遠くでなっていたあの日ひとつになったふたつの鼓動
7
もっと見る
詠み人知らず
駅なかの肉まん焼きいも並ぶ人 きっと小さなリア充なんだ
9
もっと見る
詠み人知らず
山頂に乱れた髪の木々がある 枯れてくれるな禿げ散らかすな
5
もっと見る
月虹
青空に携帯かざす昼休み風の速さで届け恋文
26
もっと見る
悠々
風を舞う花とも見よや、春の雪 愛しき人の文かとも見よ
15
もっと見る
林林
ちょい待った今この作業佳境なり誰か代わって我がお手洗い
3
もっと見る
詠伝
この程度の位置に私もなれたらななんてポトフのローリエつまむ
19
もっと見る
夏恋
恋人に逢うようにひとり棲む息子の部屋でコロッケ揚げる
16
もっと見る
みなま
曇り空見上げ散歩を躊躇した私を嗤うような雨です
14
もっと見る
[1]
<<
303
|
304
|
305
|
306
|
307
|
308
|
309
|
310
|
311
|
312
|
313
>>
[341]