藤久崇のお気に入りの歌一覧
inosann
クスノキの空襲に耐えて蘇る百五十余の魂と共に
18
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吉野 鮎
兩の手に病伏すきみの手を包み過ぎにし事ども宇宙に放てり
10
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吉野 鮎
病むきみの高き鼻梁は際立ちて吾の脣なぞる指ぞ哀しき
6
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吉野 鮎
西空に際だつ煌き放つ星西に學びゐる吾子護りたまへよ
6
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藍子
懐かしい友との再会喜ぶが場所が病院ちょっと複雑
12
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君丸
川のぼる 鮭の想いの 傷の丈 知らぬと笑い 値踏みする君
7
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inosann
久々に会う施設の母この吾を「目で分かりし」と意外な一言
23
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吉野 鮎
石組みの道の邊の梅白き花祕すれど馨る雪つむ朝
9
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万陽
「ナウシカの胞子が飛んでる」吾娘が言ふ見上げる先に 牡丹雪舞う
14
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まあさ
うっすらと 雪残る街 射す朝日 冴ゆ空スーッと 雲流れゆく
22
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吉野 鮎
子のおもにきみが面影ふかくさし外國へ發つ刻を待ちをり
7
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千映
素晴らしい絵を描く男見ィつけた絵の中潜むこころに恋する
17
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野々花
母さんが笑えばいつも春がきてぽぽぽぽぽぽぽたんぽぽ揺れた
26
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絮谷新
わたし二十麻藥のやうな戀をして夢見るやうに電車に乘るの
17
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コーヤ
一輪の真白き梅の微笑みは恥じらい見せる乙女子に見え
17
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詠み人知らず
バス待ちて思ひ来し方空ゆけば疾く疾く見ゆる春の嬉しさ
18
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詠み人知らず
同期会痩せる肥るはあるけれど昔を今になす声音かな
17
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詠み人知らず
いにしえの姿とどめし一際に時の音声響め清く
14
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只野ハル
雪が降るトイレの格子窓獄中の歌人の歌を思い出す
20
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なかしぃ卿
音消して電気暗くしモノクロの映画流して独りただ見ぬ
6
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