風花のお気に入りの歌一覧
悠々
花咲かず実も着けざるはわがことと 空木の枝に啼く鴉かな
18
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月虹
月の出ぬ夜なればその輝きを増して居並ぶ北斗七星
27
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みなま
三人で見る約束の風立ちぬあなたは先にいってしまった
13
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詠み人知らず
初めての恋人のこと鮮やかな メモリに残し でも今がいい
11
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新座の迷い人
臥す妻に 病の事を 話せずに嘘つきとす 我が身の辛さ
9
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詠み人知らず
天皇の下に集まり穏やかに 和して働く 桃源の国
10
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浅草大将
地の果ての人もみかどの御影こそわが日の本のしるしなりけれ
11
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詠み人知らず
永遠に続くみたいな渋滞に 感謝しろって神はいうのね
10
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雨貝まつり
失恋で綺麗になれる人もいる出家しそうなワタクシもいる
2
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詠伝
子育てと逆の手順で衰える親を想えぬおのれの怖さ
20
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美緒
ささやかな陽射しと共に恋の音 付き合い長き 冬が消えてく
8
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詠み人知らず
繰り返し同じ話しをする母に頷く人の瞳は哀し
15
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恣翁
「ジ、ジ」と音を立てて 揺らめく蝋燭の炎に 影の伸縮しけり
14
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みなま
針金の枝に無数の粒見えてまた春を待つ雪柳の道
9
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みなま
眼帯をつけてるだけの病人に義務感だけで布団を掛ける
6
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みなま
姑の白内障の手術待ち夫を送った同じドア見る
8
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詠み人知らず
よい店は割り箸なのだ中華そば 樹脂じゃ掴めぬ つるつる滑る
9
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悠々
わがむすめつぼみのままにみそじ過ぎ よそじの春をいかでこゆぺき
14
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浅草大将
春なれどなどて心の浮くらいな露をむすべば凍るばかりに
7
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詠み人知らず
永田くん例の件だが処理しなさいよ 返事はするが行動はせず
9
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