風花のお気に入りの歌一覧
悠々
はるさむの夜のみぢか夜のおぼろ夜の ゐねがての夜は 老ひ妻と寢ん
15
もっと見る
成瀬山水
書を読めど心得られず字面のみ食みて是とする我に涙す
10
もっと見る
秋日好
裸樹の梢まあるく行き届き摂理の中に想い温め
13
もっと見る
ながさき
末法の 広布を託す 霊山会 地湧の菩薩は 大地より湧く
8
もっと見る
詠み人知らず
差し込む陽 角度が徐々に深くなる あたたかくなれ 暗鬼を溶かせ
10
もっと見る
へし切
惜しむれどとき知り顔に花妻の若き身空に花や散るらん
11
もっと見る
悠々
老いるとはたとえば花散り葉が落ちて 枯れ枝に聴く木枯しの歌
16
もっと見る
亜貴
いま君に抱く感情 もし 恋と名付けたらもう、戻れないだろう
8
もっと見る
美緒
恋が下手きみはいつでも自己満足勝手に恋し勝手に降りる
4
もっと見る
柿の種。
分かれ道我は左と思へども「右向け右」と他人の云ひける
6
もっと見る
詠み人知らず
住宅地のれんを見つけ婆さまの 営む店の 鉄板ひびく
9
もっと見る
松本直哉
春鳥のなきわたるこゑきくあさをふりさけみればそらあをきかな
5
もっと見る
詠み人知らず
寒そうな君にセーター編みたいな炎のような真っ赤な毛糸で
11
もっと見る
小林道憲
朝日さし眩き光きらめきぬ 若芽凍える春の降り霜
11
もっと見る
詠み人知らず
園児らが保母に連れられ横切れば 信号待ちの 車に笑顔
23
もっと見る
詠み人知らず
ダンサーの二人の女子が観音の千手のごとく腕しなやかに
3
もっと見る
へし切
春の夜の月はおぼろに夢通ふ道はあやなく惑ふ吾かな
17
もっと見る
夢士
「いろはにほ」文字を摘みつ歌詠みて「ゐ」を越せぬまま二夜迎えむ
13
もっと見る
ながさき
海は荒れ 氷雨そぼ降る 野島崎 一人たたずむ 灯台哀し
12
もっと見る
朔夜
目を覚まし 直ぐに朝餉に ありつける これより上の 何を望まむ
3
もっと見る
[1]
<<
300
|
301
|
302
|
303
|
304
|
305
|
306
|
307
|
308
|
309
|
310
>>
[341]