へし切のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
新しい靴の踵を鳴らし行く 今日の歩みは強く勇まし
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水海はるこ
寄り道のすべてを君とできたなら どんどん遠のいてゆけ目的地
42
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水海はるこ
わからないから分かち合いわかり合いたい文字列の向こうにあなた
4
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漫ろ野
じわりぞわっ ひたひたそろりぎーばたん 冷や汗たらり真夜中のトイレ
8
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漫ろ野
落ちていた足跡たどって歩いてた 振り返り見れば私がいない
5
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漫ろ野
腰を曲げ視界を制限するほどに 悲しみばかりが背中につもる
4
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漫ろ野
風が吹く 目尻が冷える 袖で拭う 夕暮れ走る 靴底で泣く
5
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漫ろ野
足の裏 なにかを踏んだ なに踏んだ 大人は見ない ただ見ない振り
6
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漫ろ野
判るほど大人じゃないし 解らないほどに子供じゃない私たち
6
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漫ろ野
老いし人 見やる哀れのまなざしは いつか私に還る木枯らし
4
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みやこうまし
凛として威厳を示す曼珠沙華 風にさらっと靡きて笑う
9
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詠み人知らず
晩秋の夜空に浮かぶ満月を 眺め想うは愛しい貴方
4
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矢車菊
チェス盤に硝子のこころひとつずつ奪うきれいな指を見ており
4
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矢車菊
大切なひとだったのに顔のない記憶ばかりが逆光のなか
7
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矢車菊
砕け散る弱きこころの破片にてぼくはまたきみを傷つけてしまう
7
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矢車菊
坂道を枯れ葉が駆けてゆくようにきみの心を追う夢を見た
11
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芳立
ぬばたまの鴉が庭の柿の実を食らふ武蔵の秋ふかきころ
8
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紹益
共稼ぎ しないと喰えぬ この時代 豊かさなんぞ 夢のまた夢
14
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葵の助
小さいが重いものなら砲丸の他にもあるさ うろたえるなよ
7
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葵の助
指先が触れただけでも嬉しかった人の腰に湿布貼ってる
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