へし切のお気に入りの歌一覧
雪路
泣くときは 泣きそうな顔はしないで 誰が泣くかという顔をする
5
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己利善慮鬼
今宵こそ月を瞳に閉じ込めて逢瀬の淀の澄む旅とせよ
3
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己利善慮鬼
遠き日の夏は過ぎ往き高き陽の翳ろうとして君の手を取る
27
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己利善慮鬼
秋迫る驟雨に潤ぶ稲の子の帰る家こそ浮世にあらめ
3
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己利善慮鬼
白き月昇れば雪の如くにも降りゆく光人死ぬる時
4
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己利善慮鬼
天霧らす涙立つなり天照らす君のなき夜を恋い明かすなり
2
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己利善慮鬼
縒る星を天の川とぞ云う人の紕ういとさえ断ち分つ月
3
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たゆむ
悪態を吐いたあとには頬のいろ 苺になりし内に降る星
9
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たゆむ
削られる自尊心などはじめから 無かったやうな冬のはじまり
13
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たゆむ
襟元のうなじにひとつほくろあり 提灯かざす帰り道にて
5
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矢車菊
金木犀ほろほろこぼれ思い出は蘇りつつ遠のくごとし
5
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たみお
すた丼は 食べきれないから 遠慮して 君の後ろに ついて行けない
4
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桜園
われの無事喜びくるるか赤芙蓉季節外れに咲きて和ます
17
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黒
「会いたい」と言われてすぐに会いたいと思う悪癖 返さぬかけひき
6
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恣翁
東を望む岬の岩が根は 望郷滲む雫に濡れたり
14
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詠み人知らず
煮えきらない「心」が残っているのだろう合鍵返した君の「こころ」に
5
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香月
月浮かべ後にかあらむ十三夜水面に揺らし盃傾けば
7
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折代架夜
不貞腐れ酒を飲み過ぎ酔い潰れ 介抱されて恋してしまった
2
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浅草大将
泣きごとをくり名月のふた度に秋のうれひもながつきの空
14
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詠み人知らず
「見てごらん月が凄い」と暢気よね サカナ焼くのは 大変なのよ
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