灰色猫のお気に入りの歌一覧
新座の迷い人
氏神へ 兄と一緒に 詣して あれが最後か 面影浮かぶ
8
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なかしぃ卿
寝落ちして夜中に目覚めまた寝むとしてみむとても寝れず漂ふ
4
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千映
茹で栗を見向きもしない婆二人爺が一人で格闘してる
15
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千映
十六夜の月に似ていた作戦はゆっくり君の傍に接近
10
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千映
金木犀香り放っているものを三枚ガラス無香の世界
13
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夕星(ゆうずつ)
私すら花散ることを歎くのに貴方は氣附かず 枯れ花を見る
8
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たけくらべ
縁ありて相具す人のなかりせば枕さだめぬ我が身ならまし
20
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千映
肌触るしっとり感が気持ちいいはっきりしない秋の連日
10
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千映
子育てを甘甘にして期待だけ膨らす親に子が泣いている
6
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沙久
「可能性の測り方って、こうかなあ?」 恥かっ飛ばし「股のぞき」する
14
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詠み人知らず
手を伸ばし 指先掠るは 誰かの手 屆きはせずとも 伸ばし續ける
5
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葱りんと
日没後 照明のない グラウンド 見えないボール 追え追え青春
14
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沙久
しょしがって なんもさねまま 待ぢででも なもならねべった まずおめ行げま
25
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夢士
現実もネットの中も秋の風金木犀の香り溢れむ
17
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累アイラ
帰り道ひらりと落ちぬる紅い手を我が手に握る秋の夕暮れ
8
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只野ハル
逃げる気のない鴉避け父を連れ夜診の歯科へ車走らす
17
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コーヤ
見渡せば様々の花溢れ咲き花の都は匂い満ち満ちて
25
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コーヤ
華やいだ久保田一竹の辻が花染めし絵柄は幽玄の世界
14
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美津村
降りかかる湯玉浴びつつ取鍋に真赤く熔けし鉄を汲みゆく
8
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美津村
型を込む鉄を鋳る鋳型の砂落すなべて百米のコンベアーの上
4
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