庭鳥のお気に入りの歌一覧
沙羅
いつのひかいまがかこになるひまであとすこしだけすきです。たぶん
13
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ライテウ
失恋が湖ならば ゆうやみに浮かべた白い船になりたい
2
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ふきのとう
友の歌読める喜びしみじみと余韻残して電源落とす
26
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螢子
野の草が銀の尾揺らし6月の風は運ぶや雨の記憶を
13
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てらこや
素敵だなと思った男子の名字を当てはめてみる 乙女ごころ
8
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半格斎
上り端に位置を定めし牡丹花のいろの深さにたちすくむかな
11
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詠み人知らず
ゴミとしてビニール袋に入れられた人形の瞳に映る青空
8
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きりあ
妹の心中にある鏡には兄の面影が黒く映って
4
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芳立
ありやなしやみじかき春にあかずとて梅雨間の野にもひばり鳴くらむ
9
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詠み人知らず
握られた薔薇の花弁は散り散りに赤い涙を落として果てん
5
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トノゴジラ
ただひとりオヤジに混じる女子大生カナリア声で軍歌をさえずる
4
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三沢左右
散り掛かるあたら雪花ひとつぶを選みとるごと君と出会ひき
19
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たつかわ梨凰
まひるまに陽光零しし緑葉の夜は夜で月のひに濡れやまぬ
2
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こはぎ
朱の鳥居くぐり抜けてくくるぶしは夕焼けに染む 僕の初恋
2
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恣翁
辿り来し 古人の途に 逆らひて 今人遅く 峠越えゆく
21
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楓
湯けむりの向こうに見える寒椿雪の重みに耐えて咲く花
13
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でくのぼう
燃えつきて 墨殼の空 月殘し廢墟の村に 老父佇ちをり
10
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でくのぼう
紫陽花の咲きをる午後の陽射し浴びきみと出逢ひて戀しる季節
7
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月子
おんなって 意外と強い そう思うまで 月が何度 満ち欠けたのか
9
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栞
祝福の言葉を幾つ述べたならわたしへ還ってくるのでしょうか
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