守乃みさと.のお気に入りの歌一覧
林林
「お疲れ様です」で始まるメール来て ほっと一息 ちょっと嬉しい
21
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林林
一日の終わりに鞄の中を出す見直しながら明日をつくる
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林林
三日月のひかり当たらぬ丸き影見えたと跳ねる少女が二人
21
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千映
プロデュースする劇団の応援に大きなうちわ母と文字描く
11
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千映
きのこ飯作って父にお供えし写真の顔はニコリとした気が
15
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千映
君と吾の求めるものが同じもの年齢なんか気にせず戦う
11
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千映
母のディお休みの日の母多忙笑って泣いてあげくに愚痴も
11
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千映
見てみたい君のこころのフィルターに吾の愛通過する時の瞬間
16
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リクシアナ
水を替え もいちど活ける地味な花 法事の花に華無きにしも
13
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リクシアナ
熊の子も夢みる頃かタンポポを氷と土の間の春を
15
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リクシアナ
会話なく過ごす終日 父娘なら それも良しかと入れる茶の湯気
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リクシアナ
恋すれば眠れぬ夜も泣く夜も腫れたその目に映る星なく
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リクシアナ
十字路のコールタール塗りの電柱の歌声集会はり紙白く
14
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リクシアナ
届かねどもしもその目に映ればと思い秘めたる一輪の花
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詠み人知らず
「やさしいね」そう言うあなたが優しいと気づきし吾の温かき胸
25
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詠み人知らず
燃え尽きて消える焔は儚くも埋火に残こる熱き火種よ
25
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詠み人知らず
人生の午後に似合いの夢を見てときめきながら暮れてゆきたい
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只野ハル
ありがとうもう帰ってと儀礼的な見舞いであると叔父は見透かす
9
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只野ハル
口語自由律という事にして取り敢えず呟いてみようかな
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只野ハル
お疲れ様ですで始まるメールを送った人は疲れていない
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