卯月のお気に入りの歌一覧
じゃこ
しあわせなあなたが好きだふしあわせだったあなたも好きだったけど
17
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下地杏
息をするあなたの肩に顎を乗せ確かめている世界の終わり
9
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竹本未來
光舞う袋小路の白猫に 持て余される暇と静寂
9
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光源氏
しんしんとただつもりゆく雪の間にただひそやかに椿は濡るる
16
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光源氏
雪折れに怯えるほどに我が庭の木々は頭を深くさげたり
11
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まき
「あのさ今、鬼がひとりで泣いててさ、そいつと肩を組んで帰るわ」
20
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藍鼠
そればかりかんがえていたあのひとととりもどせない「もしも」のはなし
4
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まき
うそつきなあなたがくれた約束に雪がさらさら積もってゆくよ
8
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さよここ
街角で私はただの点になる どこまでも青く透き通る空
7
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藍鼠
「あたためておきます殿のお布団を」うそですさむくてねむいだけです
11
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ほたる
お酒には強いあなたが不覚にも酔って笑った白い歯が好き
8
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詩月恵
ぽかぽかとまったりたっぷりいれましたこころのゆきもとけていくよね
7
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のびのび
萌葱色のブランケットにくるまれば膨らむ蕾になったみたいだ
11
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久地宗吾
真夜中の廊下の寒さ外気温じぶんの上に降る雪はない
7
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久哲
時計台 秒針のないおまえなら春を急かさず呼んでくれるね
8
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藍鼠
もうここに太郎の屋根はないけれどすべての屋根に雪はふりつむ
2
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藍鼠
今はもう太郎は眠って久しいが眠らぬ街に雪はふりつむ
15
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8月24日生まれ
幸せの終わりを告げるかのように鏡の中で悪魔が笑う
2
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海月琉珠
如月をはじまりとするお話の舞台を覆う朝霧の布
4
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藍鼠
夕暮れの影の長さを利用してあのひとの手をつかまえてみる
7
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