文麿のお気に入りの歌一覧
紫草
カモミール畑で花を摘みをれば世界は白く甘くにほへり
20
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もなca
枝切りの手を止め昼餉のテーブルのあさ漬けを食む音は清しき
15
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桜園
マウスピースはめて食事をせよという大学医師の冷たき実態
14
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詠み人知らず
過去形のメモリ流れる車窓から 君のベランダ探しているよ
9
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夏恋
琥珀の目わたしの両腕掴んではわたしの瞳を覗くのが癖
8
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聴雨
しろがねとくがねに色ふ忍冬夜の深みに香ぞまさりける
9
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詠み人知らず
待ちきれず小さき花をふたつみつのぞかせ空をうかがう紫陽花
18
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ふきのとう
風に乗り麦穂の香りただよいて黄金の穂波きらめき見せる
20
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詠み人知らず
おいそれと褪めない恋を調合し 君の小指に吹き付けましょう
12
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いちにのパッパ
「おかあさんやさしくしてください」などと書かれてしまった五歳の七夕
31
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あき
プリズムが生まれるたびに剥離する あのこをすきになったのですか
12
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詠み人知らず
あなたとの距離に比例しファンデーション 薄くするから頬にキスして
11
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詠み人知らず
どうしてもミーアキャットが気になって辞書調べたらスリカータなんだと
2
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詠み人知らず
麗しく笑む三日月は雨雲に 遥か離れてただ浮かんでる
8
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詠み人知らず
憧れの仕事に総理大臣と 書けるお国を維持して下さい
15
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由良
私の前で「止マレ」の標識を君に10個は置きたい気分
16
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あまおう
「うたのわ」で友人よりもわたくしを理解しているあなたですから
26
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おおしまゆきこ
「眠り行き最終バス」を諦めてほとりでひとり携帯を読む
22
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聴雨
あさね髪とく甘やかな指先は今ひとたびの夢路いざなふ
13
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聴雨
薄暮れに来ぬ文待ちて佇めばわが衿あしに風は戯ゆる
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