まがねのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
コンビニの前で地べたる若人を英霊たちがじっとみつめる
8
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芳立
七生の鬼となりたる乙女らの護りゆるまぬ格納庫あり
7
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住川幸
閉ざされた部屋の疲れた体にも届く花火のどんどん、ぱらら
10
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たんぽぽすずめ。
葉に軽く乗せて囁く草笛と似ているキスはまた欲しくなる
14
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みやこうまし
小五郎の墓前に立ちて静けきに争い避けし人柄思う
12
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もなca
真夏日の風吹きわたればいっせいに空を見上げて揺れるひまわり
17
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詠み人知らず
子育てが「子に育てられ」と気づいても 口にはしない親のプライド
19
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文麿
流れ星願ひ祕めつつ見上ぐれどつれなき空に降るは蟲の音
17
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いちにのパッパ
単純なことさ何時でもそばにいるママが一番それだけのこと
3
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ふきのとう
吾の来るを待ちかねたよにドアを開けぬり絵見せたる三歳の孫は
10
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卯月
マス目ごと色鉛筆で塗り分ける三歳娘の原稿用紙
6
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浅草大将
のぼりつつ仰げばとほくなが崎の坂の果てなる空の青さよ
15
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いちにのパッパ
兄ちゃんにやられたことを訴える泣き声だよねすぐ分かったよ
4
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桜園
生きた証残したいのかしじみ蝶撮るわれ見つめじっと動かず
36
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環
窓際に金魚を飼ひて暮らしゐるあなたへ送る絵はがきの猫
5
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いちにのパッパ
やあれやれ愚痴は言いたくないけれど夜の十時の会社のデスク
3
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卯月
花火にも輪廻はありや咲いて散り咲いてまた散る刹那のいのち
6
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みやこうまし
社会人一年生の孫に言う本音、建前立て分け生きよと
9
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あき
清流を好きに泳いでいたようで、梁にかかった男がひとり
12
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遠井 海
五センチのフェルトのブタと交換で最上級の笑顔をくれた
4
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